マジッククローのダメージ安定性
皆さんこんにちは、そしてはじめまして。
えー;昨日から私のブログへのアクセス数が跳ね上がっております。
というのも昨日、「4次職にはなれない僕らだから」(以下、「4次僕」)のビショップのスキル振りの記事で私のブログが紹介されたのです!
しかもなぜかホーリーシールドの使い方に関する記事について;
まさかあの記事があんなに大きく(?)取り上げていただけるとは思っておりませんでした。
一昨日の記事でも書きましたように、私は「4次僕」をかなり参考とさせていただいており、おそらく他にもいるであろうJISファンのうちの一人でございます。
その「4次僕」に紹介されるとは、まったく光栄です。
これからは多くの方々に見ていただいているということを意識しながら、気を引き締めていきたいと思います。そして、せっかく多くの方の目に触れる機会を得たのですから、これからはリピーターを増やしていけるよう頑張りましょう。
では手始めに魔法ダメージの考察記事を進めながら、小難しい話の好きな方々の心をしっかりキャッチすることにしましょうか。
「4次僕」でもおなじみの、ダメージの安定性に関する考察です。
前回得られた実験結果ついて、別の角度から見てみましょう。
以下のグラフは、単発のダメージを50ごとにダメージ帯として分類し、その頻度を表したものです。

ダメージは全部で2×100回あります。
多少イビツですが、最小ダメージから、最大ダメージまで、ほぼ同じような頻度で出ていることがわかるでしょうか?
1900以下のダメージ帯が少ないように見えますが、これは最低ダメージが1980なのでダメージ幅が1980~1900と、ダメージ帯自体が狭く設定されているからです。
つまり、この結果から言えることは、攻撃単発では最大ダメージから最小ダメージまで、それぞれのダメージが同じ確率で出るということです。
大きなダメージは出にくいとか、中くらいのダメージが出やすいといったことはありません。
確率理論から考えると、確率密度は取りうるダメージ範囲において一定ということになります。
サイコロと同じですね、1~6まで、どの目が出る確率も同じです。
次にマジッククロー2発の合計ダメージについて、同様に100ごとのダメージ帯に分類して頻度をグラフにしてみましょう。

先ほどとは異なり、山形に分布しているのがわかると思います。
これはつまり、合計ダメージの出る確率は最大ダメージから最小ダメージまで一定ではないということです。
合計では大きいダメージ、小さいダメージほど出にくく、ちょうど中間のダメージが出やすくなります。
これが2発攻撃であるマジッククローの、「ダメージの安定性」というものの正体です。
互いに相関のない、確率密度一定の二つの数字の合計が、このような山形に分布するのは、確率理論から当然の話です。
サイコロを二つ投げた時の合計の値は、7になりやすく2や12にはなりにくいということと同じですね。
ちなみに、魔法使いの攻撃スキルにはありませんが、3回、4回攻撃のスキルとなると、複雑にはなりますが、このダメージ安定性はもっと顕著になります。
ではダメージが安定すると、どんな良いこと、あるいは悪いことがあるのか、スキルレベル20のマジッククロー(スキル攻撃力40×2、熟練度60%)と
スキルレベル30のホーリーアロー(スキル攻撃力80、熟練度60%)
を例に比較してみましょう。(簡単のため、ここでは魔法防御は0、属性関係はなしとします)
どちらもスキル攻撃力の合計は80と同じであり、最大ダメージ、最小ダメージは同じになります。
最大ダメージを800(400×2)、最小ダメージを500(250×2)と仮定すると、それぞれの確率密度関数は以下の通り。

たとえばHPが600の敵の場合・・・
マジッククローによる1発確殺確率78.8%・・・こっちの方が有利
ホーリーアローによる1発確殺確率66.7%
たとえばHPが700の敵の場合・・・
マジッククローによる1発確殺確率22.2%
ホーリーアローによる1発確殺確率33.3%・・・こっちの方が有利
弱い敵を狩る時にはマジッククローが有利、強い敵を狩る時にはホーリーアローが一発確殺の確率が高いということになりました。
マジッククローを使うような始めの頃は弱い敵を乱獲する方が効率は良く、この安定性はプラスにはたらく事が多いようです。それに、ダメージが安定しているというのはダメージの予測がつきやすいということであり、戦術が立てやすいですね。
このダメージの確率密度についての考察は、冒頭でも紹介しましたJISさんのブログ「4次僕」にてさらに詳しく考察されています。
聖魔にはあまり関係ないかもしれませんが、3回、4回、6回攻撃スキルの安定性やクリティカル、シャープアイズの影響など、興味のある方はぜひご覧になってください。
→「4次職にはなれない僕らだから」ダメージ安定性
聖魔のスキルのなんと単純なこと・・・
さて、次回は熟練度と魔法スキル特有の単発ダメージの安定性についてです。
えー;昨日から私のブログへのアクセス数が跳ね上がっております。
というのも昨日、「4次職にはなれない僕らだから」(以下、「4次僕」)のビショップのスキル振りの記事で私のブログが紹介されたのです!
しかもなぜかホーリーシールドの使い方に関する記事について;
まさかあの記事があんなに大きく(?)取り上げていただけるとは思っておりませんでした。
一昨日の記事でも書きましたように、私は「4次僕」をかなり参考とさせていただいており、おそらく他にもいるであろうJISファンのうちの一人でございます。
その「4次僕」に紹介されるとは、まったく光栄です。
これからは多くの方々に見ていただいているということを意識しながら、気を引き締めていきたいと思います。そして、せっかく多くの方の目に触れる機会を得たのですから、これからはリピーターを増やしていけるよう頑張りましょう。
では手始めに魔法ダメージの考察記事を進めながら、小難しい話の好きな方々の心をしっかりキャッチすることにしましょうか。
「4次僕」でもおなじみの、ダメージの安定性に関する考察です。
前回得られた実験結果ついて、別の角度から見てみましょう。
以下のグラフは、単発のダメージを50ごとにダメージ帯として分類し、その頻度を表したものです。

ダメージは全部で2×100回あります。
多少イビツですが、最小ダメージから、最大ダメージまで、ほぼ同じような頻度で出ていることがわかるでしょうか?
1900以下のダメージ帯が少ないように見えますが、これは最低ダメージが1980なのでダメージ幅が1980~1900と、ダメージ帯自体が狭く設定されているからです。
つまり、この結果から言えることは、攻撃単発では最大ダメージから最小ダメージまで、それぞれのダメージが同じ確率で出るということです。
大きなダメージは出にくいとか、中くらいのダメージが出やすいといったことはありません。
確率理論から考えると、確率密度は取りうるダメージ範囲において一定ということになります。
サイコロと同じですね、1~6まで、どの目が出る確率も同じです。
次にマジッククロー2発の合計ダメージについて、同様に100ごとのダメージ帯に分類して頻度をグラフにしてみましょう。

先ほどとは異なり、山形に分布しているのがわかると思います。
これはつまり、合計ダメージの出る確率は最大ダメージから最小ダメージまで一定ではないということです。
合計では大きいダメージ、小さいダメージほど出にくく、ちょうど中間のダメージが出やすくなります。
これが2発攻撃であるマジッククローの、「ダメージの安定性」というものの正体です。
互いに相関のない、確率密度一定の二つの数字の合計が、このような山形に分布するのは、確率理論から当然の話です。
サイコロを二つ投げた時の合計の値は、7になりやすく2や12にはなりにくいということと同じですね。
ちなみに、魔法使いの攻撃スキルにはありませんが、3回、4回攻撃のスキルとなると、複雑にはなりますが、このダメージ安定性はもっと顕著になります。
ではダメージが安定すると、どんな良いこと、あるいは悪いことがあるのか、スキルレベル20のマジッククロー(スキル攻撃力40×2、熟練度60%)と
スキルレベル30のホーリーアロー(スキル攻撃力80、熟練度60%)
を例に比較してみましょう。(簡単のため、ここでは魔法防御は0、属性関係はなしとします)
どちらもスキル攻撃力の合計は80と同じであり、最大ダメージ、最小ダメージは同じになります。
最大ダメージを800(400×2)、最小ダメージを500(250×2)と仮定すると、それぞれの確率密度関数は以下の通り。

たとえばHPが600の敵の場合・・・
マジッククローによる1発確殺確率78.8%・・・こっちの方が有利
ホーリーアローによる1発確殺確率66.7%
たとえばHPが700の敵の場合・・・
マジッククローによる1発確殺確率22.2%
ホーリーアローによる1発確殺確率33.3%・・・こっちの方が有利
弱い敵を狩る時にはマジッククローが有利、強い敵を狩る時にはホーリーアローが一発確殺の確率が高いということになりました。
マジッククローを使うような始めの頃は弱い敵を乱獲する方が効率は良く、この安定性はプラスにはたらく事が多いようです。それに、ダメージが安定しているというのはダメージの予測がつきやすいということであり、戦術が立てやすいですね。
このダメージの確率密度についての考察は、冒頭でも紹介しましたJISさんのブログ「4次僕」にてさらに詳しく考察されています。
聖魔にはあまり関係ないかもしれませんが、3回、4回、6回攻撃スキルの安定性やクリティカル、シャープアイズの影響など、興味のある方はぜひご覧になってください。
→「4次職にはなれない僕らだから」ダメージ安定性
聖魔のスキルのなんと単純なこと・・・
さて、次回は熟練度と魔法スキル特有の単発ダメージの安定性についてです。
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://9rift.blog82.fc2.com/tb.php/103-aba61694
地上で1分間に何発打てるかなどは何度も検証されているので(例:ストレlarmieBB後の狩り(動画)お久しぶりです
純鉾という概念もズラDKと言うバグも無くなりましたが
とうとう私も200レベになるときが来たようです!
本日18日22時からエロナスで上げる予定なのへべぺBB後の狩り(動画)お久しぶりです
豆腐です
遅ればせながら今年もよろしくお願いします。
さて、私はBB後の世界を新生聖魔で旅してみました。
ウワサどおりドゥームにガッカリした豆腐忍者BB後の狩り(動画)なんちゅー多段攻撃だ
クァンタム変わりすぎでしょ('Aハモンビッグバン後スキル振り(九里不図の場合)0次~3次Re>psさん
捨てスキルって、もったいないですよね。
せっかくその職業をやっているんだから、「その職業でできることはすべてやってみたい」と思うのは欲張りでしょうか。九里ビッグバン感想その4Re>リースケさん
勝手にお顔を拝借しちゃってすみません。
リースケさんの心意気には感服します。
私はもう・・・心折れちゃいそう><
私は基本的にメイプル内では常に九里ビッグバン感想その3Re>裂さん
必須と言われましても、ないものねだりしてもどうしようもありませんし。
>りりぃさん
コメントありがとうございます。
んー、私も試しに戦ってみたんです九里ビッグバン感想その2Re>偽りの脩造さん
ご心配、ありがとうございます。
細々とでも、続けていければいいなと思っているので、これからも期待せずにお待ちください。
BB後、魔法使いはかなり九里