ビューティフルクァンタマー?(うまい付き合い方、そしてHP狂)
第6章 うまい付き合い方、そしてHP狂
クァンタムに関する記事ももう6回目、今まででその魅力についてはなんとなく紹介できたかなと思います。
今回からは、「それでもなお使いにくい・・・その使い勝手の悪さとうまく付き合っていく方向性」について考えてみます。
なんとなくクァンタムも使えそうなことはわかった。
スキルレベルも20まで上げてみた。
よし、それじゃあ実際クァンタムを使って狩りをしてみようじゃないか。
そう思ったあなたは他の4次職がよく狩ってるような場所・・・例えば、龍の森で狩りを始めます。
・・・そこで現実を目の当たりにするのです。
ここに出てくる代表的なモンスター、ダークリザードマンの攻撃は、攻撃力アップ時で1900以上(実際には毒もあるのでもっとシビア)、
普通のビショップならMGなしで1発耐えるのが精一杯です。
1発くらうと、即ヒールをしなければなりません。

「クァンタムはフルにタメてこそ威力を発揮する」「聖魔は敵群の中でクァンタムを使える」って言うけど、
実際はヒールで忙しくて、とてもじゃないけどクァンタムのタメ時間を確保なんてできないじゃないか!
ちょっとでも欲張って長くタメようもんなら・・・ヒュー、ドロン・・・簡単にお墓が落ちてきてしまいます。
こりゃたまらんと、MGをかけた上で戦うことになるかもしれません。
敵群のど真ん中です。非ダメの嵐の中です。消費するMPの量は計り知れません。
結局ジェネ狩りより赤いわ、満足に狩れないわで
こんなことやってられるかいっ!
・・・そう、これが現実。
これがクァンタムが捨てスキルとされる最大の要因。
むしろ前回アークメイジとの違いでこの点を指摘されなかったことが不思議なくらい。
・・・
「HP狂プリ」という考え方があります。
私のブログを見ている方ならご存知でしょう。
「HP狂プリとして生きる、ぬるま湯めいぽ」
有名な聖魔育成サイトさんです。
敵の攻撃に2発耐えることによってSレイの発動頻度を上げ、ダメージ効率を上げる。
当時までの常識を覆すような、すばらしい考え方だと思います。
まさに聖魔の強みを生かすことのできる育成法だと言えるでしょう。
この魅力に取りつかれてHP狂として育成された方も数多くいらっしゃるでしょう。
しかし、ビショップになってその特性はちょっと変化します。
骨のジェネ狩りではみんながみんなMGをかけて戦うため、HP狂としての強みを十分に発揮することができなくなるのです。
骨の攻撃に1発耐えることができるからMG切れるって?
・・・そうは言いますけどねぇ
実際、HP狂で普段からMGかけずに骨狩りしてる人ってどれくらいいるんでしょう?
ジェネシスは硬直時間、スキが大きいので、ヒールだけで回復しようとすると無理が生じます。
到底2発耐えることはできないでしょうから、HP回復薬の使用を余儀なくされる場合もあるでしょう。
何より、ちょっとしたミスが即墓につながるその緊張感は、もはや「ぬるま湯」とは言えません。
赤字率を軽減し、正味時給が上がるとは言うものの、実際は慣れるまでの死亡率の高さにうんざりしてしまうはずです。
無理にHP装備をしてMG切って戦うよりも、魔力装備でジェネシス確殺率を上げたいと思う人が大半じゃないでしょうか?
はっきり言って骨のジェネ狩りの場合、HP狂ビショップの強みはあまりありません。
では、ビショップまで見据えた育成においては、HP狂は良い育成法だとは言えないのでしょうか?
・・・ここでHP狂とクァンタマーがつながりました。
私が思うに、HP狂がビショップとして強みを本当に活かせるのは、骨のジェネ狩りではなく、その他ザコ敵のクァンタム狩りです。
具体的に言えばワイバーン系、リザードマン系、卵など、通常のHPでは到底2発耐えることのできないような相手。
やはりビショップになっても、大切なのは”2発”耐えられることなのです。
(HP狂であり、そしてクァンタム使いであるはずのジャミロクさんに、ぜひともこのことを語っていただきたかった!)
やっぱりHP狂という考え方は、聖魔の強みを活かす育成法として、ビショップとしても十分通用するのです。
2発耐久できるとSレイの発動頻度が上がるというのはよく知られていますが、クァンタムを使う場合、2発耐久できるとタメ時間を長く確保することができます。
はたして、1発耐久しかできない場合と2発耐久できる場合でどれくらいタメ時間が違うのか、タイムラインで見てみましょう。

この図は、横軸に時間の流れを取り、行動とHPの変化を表したものです。
敵の群れの中で戦うことを考えると、無敵時間(1.5秒)が切れるごとにダメージを受けると考えることができます。
この被ダメと無敵時間の中に、クァンタムとヒールを組み込みます。
・まずは1発耐久の場合
連続で使用するには、その無敵時間1.5秒の間にヒール(0.6秒)とクァンタムのタメなし発動時間(0.8秒)を組み込む必要があります・・・
この結果タメられる時間を逆算すると・・・

0.1秒??
これは最速でスキルを使うことができた場合ですし、KB時間も考慮できていません。
実際はタメなしクァンタムとヒールを交互に放つだけでも精一杯でしょう。
第一、こんな危なっかしい戦い方できたものではありません。
被ダメ直後にヒールをして、最長で時間を確保できたとして・・・

そのタメ時間は1.4秒もありません。
これなら聖属性弱点でなくとも、Sレイを連発していたほうがマシかもしれませんね。
・次に2発耐久の場合

連続で使用する場合でも2回分の無敵時間(3秒)の間にヒール(0.6秒)1回でいいので、1.5秒程度のタメ時間を確保できます。
さらに被ダメ直後にヒールをして、最長時間確保した場合

ご覧のように、フルタメ時間(2.2秒)で放っても0.4秒程度の余裕があります。
これくらい余裕があれば、あまり死亡率も高くならないんじゃないでしょうか?
(*ここで示しているタイムラインと行動の関係は、各スキルの発動時間データから理論的に導き出したもので、実際はこの通りうまくいくとは限りません。
ただ、傾向は示せていると思います。)
クァンタマーがその真価を発揮できるのは、MGなしで2発耐久できる狩場です。
そのためには、自分のHPに合わせて狩場をダウングレードするか、狩りたい敵の被ダメに合わせてどうにかして自分のHPを増やすか、この2択です。
間違ってもMGをかけながらクァンタム狩りなど、普通はしてはいけません。
(普通じゃない場合っていうのは、たとえばこんな状況)
・・・今のところ私は前者です。低レベルのザコ相手にクァンタム狩りでカード集めをしているんですね。
HP強化はできる限り頑張っているんですが・・・HPにAPを振る勇気がなかなか湧いてきません。
そういう意味ではまだまだ、真のクァンタマーとして殻を破ることが出来ていないのでしょう。
そして後者の場合、これから実装されるであろう更なる強敵を想定すると、いくらでもHPが必要となってきます。
現時点でも、既に3kを超える被ダメに対して2発耐えるHPを確保するなんてことは現実的に不可能です。
今後どうなるかなんてことは誰にもわかりません。
ですので、どんな育成法が良いのかなんて言うことはできません。

クァンタムが使えないと思う方、一度2発耐久できる狩り場でMGを切って使ってみてください。
なかなかおもしろく使えるものですよ?
HP狂でビショップになって後悔している方、一度クァンタム狩りをしてみてください。
その強みを再認識できるかもしれませんよ?
そして他職の方々、HP回復をタイムロスとして戦術に組み込める聖魔、おもしろいと思うでしょう?
ジェネシスにばかり目が行って気付かなかった聖魔の狩りの魅力・・・見えてきませんか?
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クァンタムに関する記事ももう6回目、今まででその魅力についてはなんとなく紹介できたかなと思います。
今回からは、「それでもなお使いにくい・・・その使い勝手の悪さとうまく付き合っていく方向性」について考えてみます。
なんとなくクァンタムも使えそうなことはわかった。
スキルレベルも20まで上げてみた。
よし、それじゃあ実際クァンタムを使って狩りをしてみようじゃないか。
そう思ったあなたは他の4次職がよく狩ってるような場所・・・例えば、龍の森で狩りを始めます。
・・・そこで現実を目の当たりにするのです。
ここに出てくる代表的なモンスター、ダークリザードマンの攻撃は、攻撃力アップ時で1900以上(実際には毒もあるのでもっとシビア)、
普通のビショップならMGなしで1発耐えるのが精一杯です。
1発くらうと、即ヒールをしなければなりません。

「クァンタムはフルにタメてこそ威力を発揮する」「聖魔は敵群の中でクァンタムを使える」って言うけど、
実際はヒールで忙しくて、とてもじゃないけどクァンタムのタメ時間を確保なんてできないじゃないか!
ちょっとでも欲張って長くタメようもんなら・・・ヒュー、ドロン・・・簡単にお墓が落ちてきてしまいます。
こりゃたまらんと、MGをかけた上で戦うことになるかもしれません。
敵群のど真ん中です。非ダメの嵐の中です。消費するMPの量は計り知れません。
結局ジェネ狩りより赤いわ、満足に狩れないわで
こんなことやってられるかいっ!
・・・そう、これが現実。
これがクァンタムが捨てスキルとされる最大の要因。
むしろ前回アークメイジとの違いでこの点を指摘されなかったことが不思議なくらい。
・・・
「HP狂プリ」という考え方があります。
私のブログを見ている方ならご存知でしょう。
「HP狂プリとして生きる、ぬるま湯めいぽ」
有名な聖魔育成サイトさんです。
敵の攻撃に2発耐えることによってSレイの発動頻度を上げ、ダメージ効率を上げる。
当時までの常識を覆すような、すばらしい考え方だと思います。
まさに聖魔の強みを生かすことのできる育成法だと言えるでしょう。
この魅力に取りつかれてHP狂として育成された方も数多くいらっしゃるでしょう。
しかし、ビショップになってその特性はちょっと変化します。
骨のジェネ狩りではみんながみんなMGをかけて戦うため、HP狂としての強みを十分に発揮することができなくなるのです。
骨の攻撃に1発耐えることができるからMG切れるって?
・・・そうは言いますけどねぇ
実際、HP狂で普段からMGかけずに骨狩りしてる人ってどれくらいいるんでしょう?
ジェネシスは硬直時間、スキが大きいので、ヒールだけで回復しようとすると無理が生じます。
到底2発耐えることはできないでしょうから、HP回復薬の使用を余儀なくされる場合もあるでしょう。
何より、ちょっとしたミスが即墓につながるその緊張感は、もはや「ぬるま湯」とは言えません。
赤字率を軽減し、正味時給が上がるとは言うものの、実際は慣れるまでの死亡率の高さにうんざりしてしまうはずです。
無理にHP装備をしてMG切って戦うよりも、魔力装備でジェネシス確殺率を上げたいと思う人が大半じゃないでしょうか?
はっきり言って骨のジェネ狩りの場合、HP狂ビショップの強みはあまりありません。
では、ビショップまで見据えた育成においては、HP狂は良い育成法だとは言えないのでしょうか?
・・・ここでHP狂とクァンタマーがつながりました。
私が思うに、HP狂がビショップとして強みを本当に活かせるのは、骨のジェネ狩りではなく、その他ザコ敵のクァンタム狩りです。
具体的に言えばワイバーン系、リザードマン系、卵など、通常のHPでは到底2発耐えることのできないような相手。
やはりビショップになっても、大切なのは”2発”耐えられることなのです。
(HP狂であり、そしてクァンタム使いであるはずのジャミロクさんに、ぜひともこのことを語っていただきたかった!)
やっぱりHP狂という考え方は、聖魔の強みを活かす育成法として、ビショップとしても十分通用するのです。
2発耐久できるとSレイの発動頻度が上がるというのはよく知られていますが、クァンタムを使う場合、2発耐久できるとタメ時間を長く確保することができます。
はたして、1発耐久しかできない場合と2発耐久できる場合でどれくらいタメ時間が違うのか、タイムラインで見てみましょう。

この図は、横軸に時間の流れを取り、行動とHPの変化を表したものです。
敵の群れの中で戦うことを考えると、無敵時間(1.5秒)が切れるごとにダメージを受けると考えることができます。
この被ダメと無敵時間の中に、クァンタムとヒールを組み込みます。
・まずは1発耐久の場合
連続で使用するには、その無敵時間1.5秒の間にヒール(0.6秒)とクァンタムのタメなし発動時間(0.8秒)を組み込む必要があります・・・
この結果タメられる時間を逆算すると・・・

0.1秒??
これは最速でスキルを使うことができた場合ですし、KB時間も考慮できていません。
実際はタメなしクァンタムとヒールを交互に放つだけでも精一杯でしょう。
第一、こんな危なっかしい戦い方できたものではありません。
被ダメ直後にヒールをして、最長で時間を確保できたとして・・・

そのタメ時間は1.4秒もありません。
これなら聖属性弱点でなくとも、Sレイを連発していたほうがマシかもしれませんね。
・次に2発耐久の場合

連続で使用する場合でも2回分の無敵時間(3秒)の間にヒール(0.6秒)1回でいいので、1.5秒程度のタメ時間を確保できます。
さらに被ダメ直後にヒールをして、最長時間確保した場合

ご覧のように、フルタメ時間(2.2秒)で放っても0.4秒程度の余裕があります。
これくらい余裕があれば、あまり死亡率も高くならないんじゃないでしょうか?
(*ここで示しているタイムラインと行動の関係は、各スキルの発動時間データから理論的に導き出したもので、実際はこの通りうまくいくとは限りません。
ただ、傾向は示せていると思います。)
クァンタマーがその真価を発揮できるのは、MGなしで2発耐久できる狩場です。
そのためには、自分のHPに合わせて狩場をダウングレードするか、狩りたい敵の被ダメに合わせてどうにかして自分のHPを増やすか、この2択です。
間違ってもMGをかけながらクァンタム狩りなど、普通はしてはいけません。
(普通じゃない場合っていうのは、たとえばこんな状況)
・・・今のところ私は前者です。低レベルのザコ相手にクァンタム狩りでカード集めをしているんですね。
HP強化はできる限り頑張っているんですが・・・HPにAPを振る勇気がなかなか湧いてきません。
そういう意味ではまだまだ、真のクァンタマーとして殻を破ることが出来ていないのでしょう。
そして後者の場合、これから実装されるであろう更なる強敵を想定すると、いくらでもHPが必要となってきます。
現時点でも、既に3kを超える被ダメに対して2発耐えるHPを確保するなんてことは現実的に不可能です。
今後どうなるかなんてことは誰にもわかりません。
ですので、どんな育成法が良いのかなんて言うことはできません。

クァンタムが使えないと思う方、一度2発耐久できる狩り場でMGを切って使ってみてください。
なかなかおもしろく使えるものですよ?
HP狂でビショップになって後悔している方、一度クァンタム狩りをしてみてください。
その強みを再認識できるかもしれませんよ?
そして他職の方々、HP回復をタイムロスとして戦術に組み込める聖魔、おもしろいと思うでしょう?
ジェネシスにばかり目が行って気付かなかった聖魔の狩りの魅力・・・見えてきませんか?
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